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【高校2年生】イギリスFW振り返り

9月上旬にイギリスフィールドワークが実施されました。4年ぶりのイギリスフィールドワークは、「例年通り」の枠組みがなく、実行委員を中心に試行錯誤の連続となる行事となりました。この記事では、そんな実行委員たちが感じたイギリスフィールドワークについてご紹介いたします。

 

 

<1・2日目>

約13時間のフライトの後、ロンドンのヒースロー空港に到着しました。そこからバスに揺られ、ケンブリッジ大学に向かいました。翌日、ケンブリッジの市内ツアーに参加したり、ケンブリッジ大学でより良いプレゼンテーションについての授業を受講したりしました。

待ちに待ったイギリスFW、初めての海外や飛行機への不安と期待を募らせてイギリスに向かいます。ケンブリッジの自然やなんとなく歴史を感じられる寮でこれから過ごすことに心が躍りました。

2日目は寮で朝食を食べた後にケンブリッジ市内のツアーがありました。緑豊かな割に田舎すぎるわけではないケンブリッジの街並みは歴史や情緒が感じられました。ケンブリッジでの寮の食事はとてもおいしく、イギリスの食事はおいしくないという偏見は2日目の段階でなくなりました。

 

 

 

<3日目>

ケンブリッジ市内における自主研修や、個人探究やパーソナルプロジェクトの発表準備を行いました。

自主研修は行動班ごとに分かれて活動をします。自分の班は市内の中心部とその少し外側を散歩してました。建物は中心部もその周りもほぼすべてがレンガ造りの建物ばかりで、ハリーポッターで見るようなレトロな世界でした。そして想像以上に自転車が多く、街の中心部では数十台の自転車がまとめてあるスペースがいくつもありました。現地で話した人たちはバスとかよりも自転車のほうが便利とも言ってました。

自主研修が終わった後は各探究班に分かれて発表準備とその練習を現地の大学生に手伝ってもらいました。しかし、それは自分の想像していたよりもハードな内容で、現地の大学生による少々厳しい指導が始まりました。今では良い?思い出ですが当時は普通に大変でした。

三日目は非常に内容の濃い一日でした。

 

 

 

<4日目>

英語での個人探究を行い、お昼のBBQを楽しみました。歌やダンスのパフォーマンスも行われ、大学生の皆さんともお別れした後、ロンドンへ向かいます。

プレゼン発表では約1年前から構想をし、自分でアポイントメントを取り検証をして論文にまとめた探究の集大成となりました。2日目や3日目にケンブリッジ大学の指導のもと行われたプレゼンスキルトレーニングで学んだことを活かして実際に英語圏の方に英語で発表をしました。僕は海外経験がなく初めて英語に触れる場で緊張しましたが友達と一緒だったこともあり精一杯発表し、現地の人とコミュニケーションをとりました。

そして、BBQでは出し物がありました。僕もこの出し物に参加したのですが、夏休みにみんなで残って練習した時間も青春だったなと感じます。

 

 

 

<5日目>

ロンドンでの自主研修が行われました。日本で練った計画をもとに、班ごとにロンドン各所をまわりました。

僕たちのグループは午前中、地下鉄に乗ってロンドンに本拠地を置くチェルシーというサッカーチームのスタジアムツアーに参加しました。ツアーは一時間ほどで、普段は入れない記者室やロッカールーム、そして選手の登場口から実際に登場させていただく体験などをしました。メッシ選手やロナウド選手といった超一流選手のユニフォームを間近で見て触ることができた経験は印象深かったです。

その後は、ロンドンのピカデリーサーカスという大通りを散策しました。昼食は、通りを一本入ったフラットアイアンというお店で素晴らしいステーキを堪能しました。ここは格別だったと自信を持って言えるくらいの美味しさでした。その後はバッキンガム宮殿に行きました。本物の衛兵さんを生で見ることができて新鮮でした。

ホテルに戻ってからは友達と談笑したり写真を取ったりして楽しく過ごしました。いつの間にか間近に迫ってしまった最終日を迎えてしまうのかと寂しい気持ちにもなりましたが、人生初のロンドンは、たった数時間でも新たな発見と楽しみに満ち溢れた貴重な忘れられない体験となりました。

 

 

 

<6・7日目>

5泊7日のイギリスフィールドワークもいよいよ終わりの日となりました。ロンドンでの自主研修の後、日本に帰国となります。

前日と違い、一日中ではなく9:00〜14:00までと少し短くなっています。この日も事前に立てた計画どおりに行動するのですが、帰りの時間に間に合わないと空港に行くバスに乗り遅れてしまうので、最終日とはいえ最後まで気は抜けません。

 

 

 楽しい時間も終わり、名残惜しさと共にバスに乗り込み、空港に到着しました。手荷物検査、身体検査を経てやっとの思いで待機ロビーへ。(お土産の買い忘れなどがあっても大丈夫です。このロビーである程度のものを買うことができます。)13時間のフライトを経て日本に到着しました。