中学３年生では、９月２５日より３泊４日で関西フィールドワーク（FW）が実施されました。

本校では、１年生で磯のFW、２年生で森のFW、３年生で関西のFW、５年生（高２）でイギリスのFWを実施します。

今回の関西FWは「律誠楽究」という造語をスローガンとして、4日間の行程で行われました。「律誠楽究」には、次のような意味が込められています。

律：常識的な態度や行動を取る

誠：協力してくださってる方々への感謝をする

楽：楽しむ

究：探究

〔１日目〕

京都大学への訪問と、京大生による学内案内ツアーおよび特別授業に参加しました。グループ毎に分かれ、実際に京都大学の学生からの話を聴くことができたことで、一人ひとりが自身の進路について考える貴重な機会にもなりました。

〔２・３日目〕

全３２グループの探究班に分かれ、大阪、京都、兵庫エリアで探究活動を行いました。今回のFWではすべての班が官公庁や企業、研究機関等を訪問してインタビューを行うなど、充実した活動となりました。また、夜からはポスターに成果をまとめ、開橋祭に向けての発表準備を進めました。

〔４日目〕

クラス班に分かれ、探究活動を行いました。帰りの新幹線の時間もありましたが、皆限られた時間の中で充実した時間を過ごしました。

特に２・３日目の探究活動については、これまでの探究学習の経験を生かし、「疑問」→「仮説」→「検証」→「データ処理・考察・発表」の流れを意識し、準備段階から班員同士でたくさんの話し合いを重ねる姿が見られました。

開智日本橋学園の中でもメインイベントの一つとなっているFWでは、計画初期の段階から生徒が中心となって行事をつくり上げていきます。今回のFWでも、多くの実行委員が運営に携わり、生徒が一丸となって活動している様子が見られました。今後もこの経験を学校生活に限らず、様々な場面で生かしていけるはずです。

週末の開橋祭まであとひと踏ん張りです。是非、今回のFWを通して大いに成長した本校生徒の活躍に、今後もご期待ください。