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3年生:開智所沢で英語ワークショップ:社会貢献って? 

国際バカロレア(IB)の中等教育プログラム(MYP)には修了要件としてService as Action(奉仕活動と行動)が組み込まれています。身近な社会に貢献するために何かできるかを考え、計画し、行動する ことが求められます。また、そのプロセスの中で自分のスキルを意識的に向上させることが期待されます。

この冬、中3生が開智学園のグループ校の開智所沢中等教育学校にて、「Engage English」という半日のワークショップを開催しました。開智日本橋からは中3が14名先生役として、所沢からは中学1年生88名が参加。

企画のリーダー生徒は、自分が苦労した経験をもとに、「実際に英語を話してみることの心のハードルを下げることや、なんか楽しいかも!と思ってもらうこと」を目標にしたそうです。また、先生役で英語が得意な自分たちが、英語のカタカナサウンドを理解できる強みをどのように活かすかを中心に何度も何度も議論を重ねて三つの活動を実施したそうです。

・英語で遊ぼう(ゲームなど)

・コミュニケーション(レベル分けしたグループで身近な話題を気軽に英語で話す)

・英検の面接練習
大成功に終わり、所沢中の生徒の役に立てたこと自体素晴らしいことです。

しかし、それ以上に、自分たちの意思で動き始め、相手先の先生方と交渉し、最初から最後まで責任を持って実施したことの意義が大きいです。

今後も「開校一年目の所沢で開智日本橋の諸先輩方が培ってきた主体的に行動するという精神を共有しよう!というコンセプト(リーダー生徒談)」を広めるために活動を続けていきたいそうです。目指している学校の姿を体現しようとしてくれている生徒達。本当に頼もしいです。