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校内ぶらり旅(4):高1:自分自身を探究(キャリア教育の本質)

期末試験後の授業のない土曜日、今度は高校1年生のエリアを覗くと、「留学フェローシップ(海外大学に通う大学生のNPO)」が実施するキャリア教育講座「プリフェースキャンプ」が行われていました。海外大学生が自分たちがどのように自らの良さや「ワクワクすること」を見つけ、それを進路につながっていったかを高校1年生たちが探究しています。

海外大学生たちがメンターとして生徒たちに「どのようなことにワクワクする?」「それいいね〜。」「いつからそういったことにワクワクしてどんなことをやっているの?」と質問しながら、生徒たちは自分の内面をマインドマップなどに言語化していきます。

生徒たちは今まで気が付かなかった自分の内面に気づき始め、「私ってこんなことに興味があったんだ!」「自分の価値観の軸は??なのだから、自信をもってやっていってみようかな」「このことをするのであれば国内の?大学がいいかな、海外の?大学もいいかな」などとワイワイガヤガヤ同級生や大学生のお兄さんお姉さんと話し合っています。最後には、一人一人がこのワークショップに参加して気がついた「自分のこと、将来のこと」についてストーリー仕立てでプレゼンをしています。

終了後に生徒に感想を聞くと「自分のことを探究するって結構面白いですね」「大人の身を気にせずに自分の本当にやりたいことに向き合ったり考えたりできて良かった!」「考えて考えて疲れたけど超楽しかった!」。これがキャリア教育の本質だ、と改めて感じました。

留学フェローシップの皆様も超楽しかったと言ってくださいましたが、子供達の成長のために真剣に取り組む大学生たちの姿勢と各人の優秀さに感謝感謝です。