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【課外活動・理科】中高生のための未来教室
生命科学(ライフサイエンス)の分野で活躍する人々と現役の中高生をつなぐイベントを、本校の生徒たちが企画しています。科学に興味がある有志の生徒たちが、イベント『中高生のための未来教室』の実行委員会を立ち上げました。学校外の社会人のご協力のもと、活動をはじめたところです。生徒たちが主体となって運営する『中高生のための未来教室』は、1月中旬に実施する予定です。
実行委員の生徒たちは、10月29日の放課後に日本橋ライフサイエンスビルにて初回の会議を行いました。本校の地元である日本橋には、ライフサイエンス系の大学・研究者・会社間のネットワークの構築を目指している一般社団法人(LINK-J)があり、生徒たちは、LINK-Jの社会人の方々と協働しています。
今回の会議では、「これまでに自分が参加した最高のイベント！」をテーマに、班で話し合いを行いました。これから主催者の立場になるにあたり、自分が楽しいと感じていたイベントには、どのような工夫があったのかを分析しました。生徒たちからは、「ただ聞くだけでなく、参加や体験ができたこと」「主催者と参加者の距離が近かったこと」「異なる世代とコミュニケーションができたこと」「自分たちの手で作りあげるからこそ、展開が予想できずワクワクしたこと」といった様々な意見が出てきました。これらの意見を参考に、生徒たちは一人一つずつ企画案を考えてくることにしました。
ライフサイエンスを発展させることは、疾患を克服し、疾病を未然に防ぐことができる社会の実現へとつながる重要な課題です。そして、学術的な研究を進めたり、研究成果を社会に実装していくためには、医学をはじめ、理学や工学、社会科学や倫理といったさまざまな専門性の人材同士が協力していくことが求められています。社会とつながるこのプロジェクトを通して、生徒たちが幅広い視野を得ていくことを期待しています。
