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【校長ブログ】地域との連携が生む、中学生の「やさしい文具づくり」挑戦

4月29日、本校中学3年生の生徒2名が、日東タオル株式会社様主催の「中学生と考える、やさしい文具づくり公開企画会議」に参加しました。

日東タオル様は、本校のすぐ近所、馬喰横山町に根ざす老舗のタオル問屋です。

 

今回の企画は、一人の生徒が抱える切実な問題意識から始まりました。その生徒は「手掌多汗症」のため、手のひらの発汗でテキストやノートが濡れてしまい、学習に困難を感じていました。この日常の困りごとを解決するため、「優れた吸収効果を持つタオル生地を使った文具が作れないか」というアイデアが生まれました。

生徒はクラスメートを誘い、先生の紹介を経て、日東タオルの鳥山貴弘社長に相談し、ここから今回の企画イベントへの参加とつながりました。

 

生徒たちはイベントで、スライドを駆使して問題意識を説明し、タオル生地を使ったノート、手汗を防ぐミトンの製品アイデアや、これから試作品づくりに挑戦する計画をプレゼンしました。さらに、製品知識を深めるために「タオルソムリエ資格試験」に挑む意欲も示しました。

 

生徒たちのアドバイザーとして、国分寺で個性的で手作り感あふれる文具を企画されている「つくし文具店」の吉川友紀子様も登壇されました。鳥山社長ともお知り合いという吉川様は、製品開発の着眼点について具体的な助言を生徒たちに与えてくださいました。また、プレゼン後には日東タオルの社員の方々からも、専門的な視点から「こんな製品はどうか」というアドバイスをいただくことができました。

 

生徒たちが日常生活で感じた課題に対し、地域のビジネスや、それを繋ぐ「人と人とのつながり」が解決へ向けて貢献してくださる、大変貴重な学びの時間となりました。

 

生徒たちのユニークな企画が、今後、製品として実現することを心から楽しみにしています。吉川様、日東タオルの鳥山社長様、社員の皆様、温かいご指導とご支援を誠にありがとうございました。 

 

日東タオル株式会社HP:https://www.towel.co.jp/

つくし文具店HP:https://tsu-ku-shi.net/