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ビッグな1期卒業生の音楽家が帰ってきた！
昨日はサプライズでビッグな1期生卒業生が学校に戻ってきてくれました。彼は2年前に国際バカロレア（IB)のディプロマプログラム（バイリンガルDP)を修了し、ラトビアのLatvia University of Life Sciences and Technologiesに進学していますが、ひょっこり校長室を覗いて「お久しぶりです！」と入ってきてくれました。当校のIBプログラムが何もない中で一緒にMYPとDPの学びを作ってくれ、創設期の学校の行事や他校との生徒間交流、バスケ部を引っ張ってくれた同志です。
在学当時からブレずに自分の道を突き進み、忙しい学習の合間に音楽活動も行っていました。DPのExtended Essay(課題論文）のテーマも「米国のHIPHOP文化を日本に輸入するために90年代後半の日本語ハードコアラップ はどのように言語を選択したのか」という音楽に関連したもので、言語学と文学の観点から学術的にも素晴らしい論文を書き上げました。近況を聞くと音楽活動も充実しておりレーベルもついて話題にもなっているとのこと。課題論文や高校生時代の音楽活動の種子が花開きつつあり、本当に嬉しい気持ちになりました。ぜひこちらも聞いてみてください。かっこいいです（恥ずかしながら私はその歌詞や曲の奥深さはあまり分からないのですが）。大学の学習が大変なはずなのにすごいね〜と聞いてみると、「IBのDPを経験した後だと大学の授業は本当に簡単に感じるし、ラクなんですよ。宿題はちゃちゃっと終わらせて余った時間はほとんど音楽の勉強や研究活動をしています。」出身校の教員としても、主体的に自分の未来を決めて突き進んでいる姿を見て、ますます嬉しい気持ちになりました。体も大きいですがやっていることもビッグです！
