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開橋祭実行委員長インタビュー
先日実施しました開橋祭実行委員の倉田さんのインタビューを紹介します
―なぜ開橋祭実行委員になろうと思ったのですか。
倉田さん:受験生の頃、志望校見学で文化祭で感動したとき以来、このようなイベントを計画して、みんなで実行することにずっとあこがれていました。
―小学生からの憧れだったんですね。ちなみにいつから開橋祭に関わっていたのですか。
倉田さん:高1の頃からです。実は、開智日本橋では、高校一年生の春の段階で、次期実行委員長を決めることになっています。
―早い段階で決まるのですね。立候補したのですか?
倉田さん:はい。でも、私を含め3名立候補したので、すぐには決まりませんでした。最終的に、各自が文化祭に対する思いをつづった作文を書いて、実行委員である高校二年生の先輩に決めてもらうことになりました。
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―そして、選ばれたわけですね。
倉田さん:はい。先輩たちが引退してからは、実行委員長として、新しい執行部のセレクションに関わったり、スローガンを決めたり、実施の形態を先生と話し合ったりなど、基礎となる部分に関わっていました。
―その甲斐あってよい形で実施できましたね。特に大変だったことはなんですか。
倉田さん:コロナ感染対策です。出し物の安全性や、来校者の人数制限などについて、管理職の先生や生徒会担当の先生方となんども話し合いました。
―感染状況によっては実施形態が変わってもおかしくない状況でしたね。
倉田さん:昨年の開橋祭は、1日ごとに来校する生徒を分散させて実施しました。自分が実行委員長になったときに、次の文化祭はどのような形態で実施するのかもわからないままのスタートだったんです。今年度は無事、全日開催で、保護者の方の来場もできました。ホールでの、演劇や合唱の発表もできる範囲で実施できました。
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ー各学年ごとの企画がすべて実施でき、以前の開橋祭に戻ったと思いました。
倉田さん:でも、まだ全て戻ったわけではないんです。次の文化祭執行部には、以前にあった企画を自分たちのやり方で復活させてほしいと思います。
―1年間の活動を振り返って、同じ執行部の仲間との関係はどのようなものでしたか。
倉田さん:実はまとめるのが結構大変だったんですよ(笑)
―個性的な人が多かったですもんね。
倉田さん:はい。メンバーは部活の部長であることも多くて、みんな忙しくてタイムマネジメントが大変でした。あと、せっかく集まっても会議で発言してくれない人もいたりしましたね。
―どうやってコミュニケーションをとったのですか。
倉田さん:これは後で気づいたんですけど、会話にあまり参加してくれない人が、完成度の高い資料を作ってくれたり、忙しい合間で、共有ドキュメントにアイデアを書いてくれたり
、そういうメンバー各自の文化祭に対する熱量を感じることもあって、自分がエネルギーをもらうこともあったんですね。
―各自が自分のやり方で関わっていたんですね。
倉田さん:はい、そうやって、メンバーひとりひとりの頑張りを理解していく日々だったと思います。
―いいチームだったと思いますよ。最後に、後輩に向けて一言お願いします。
倉田さん:コロナで文化祭のあり方が変わっていっているので、毎年前例のない実施計画で
運営する側は大変だと思いますが、それでも自分たちの開橋祭に全力で取り組んで、実行する側の誇りを持って活動してほしいと思います。
―来年以降の開橋祭も楽しみですね。今回はありがとうございました。