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岩石探究の成果を「生徒理科研究発表会」にて発表しました

2月23日(日)に、本校の有志生徒による「岩石探究」のメンバーで東京私立中学高等学校協会主催の「第64回生徒理科研究発表会」に出場し、発表してきました。
発表タイトルは「地学と文化の融合:東京・丸の内周辺の岩石探究」です。街中の建造物には、天然の岩石が石材として利用されている場合があります。今回は、そのような建造物の宝庫とも言える東京・丸の内周辺の建築物の石材に使われている天然の石を「岩石カード」として紹介し、建築物がある場所を示した丸の内周辺の地図と、石材の産地を示した日本地図・世界地図上にそれぞれ関連付けてまとめました。
 

発表には1年生1人、4年生4人が参加し、口頭発表、ポスター発表、誌上発表を行いました。参加した生徒は、発表の経験を積んだだけでなく、他校の生徒の発表からも多くを学ぶことができました。

本校では、夏期講習や校外学習で有志生徒が理科の地学分野の学習やフィールドワークを行っています。地学には地質、気象、天文の3分野が含まれ、どれも自然についての根源的な問いを扱うとても面白い分野です。地学に関する学習や探究を進めることは、理系を中心とした総合的な学力の醸成、探究学習の深化、学際的な学びの推進など多くの意義を持つと考えています。今後も、生徒が地学分野への興味を高め、活発な活動の中で探究の幅を広げていくことを期待しています。