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主体的進路選択〜海外大も検討する意味

先週土曜日は「海外大学進学説明会」を行いました。1〜5年生の生徒、保護者250名にご参加いただきました。当校生徒数が約900名と考えるとかなり多くの皆様がこのトピックに関心があることを実感します。当校は共学1期生から3月に卒業した3期生まで2→17→42(合格者数)と、海外大学進学者は着実に増えています。詳しくはこちらをご参照ください。しかし、重要なのはそもそものところに立ち返り、「なぜ海外大学も進学先の候補に入れて考えるか?」です。日本にも魅力的な大学はたくさんあり、当校生徒も大半は日本の大学に進学します。

自分にとって「学んでみたい分野」や「講義やゼミなどの学び方」が日本(約790大学)だけでなく、世界の大学(約23,000大学)からも選択できるということが大きなポイントなのではないかと考えます。今回の説明会にメルボルン大学に進学した卒業生がビデオ形式で現地から参加してくれましたが、同大学に進学した理由として、「学びたい『動物福祉学』を学べる大学が日本になかったから。」と説明してくれました。

逆に、日本の大学に「自分の学びたいこと」がある場合にはその大学への進学を積極的に考えれば良いのです。この説明会では、世界各国の大学事情に詳しいベネッセコーポレーションの辻村氏、実際に海外大学を修了したばかりのNPO留学フェローシップの田中くん(University of British Columbia)から、日本を含めた各国の大学の特徴を詳しく聞くことができました。また、教頭のアンドレアノ・ジョナサン先生からは海外大学受験で大切になる「エッセー執筆の考え方」について具体例を交えた説明がありました。こうした学校の取り組みが、生徒の「主体的な進路選択」につながることを祈っています。